ホーム主な紹介記事>ムー  2008/6月[No.331]

   
ムー  2008/6月号[No.331]
     
 

賞金増額のたびに1等当選を出した店

 風水的に有利な立地条件にあることで,ツキを引き寄せられる店がある。

 東京都江戸川区の東小松川交差点にある「吉田商店宝くじセンター」は, 高額当選を出す名店といわれている。この店を一躍有名にしたのは 1987年からの, 宝くじの賞金が増額されていったときのこと。 9000万円,1億円・・・・と 賞金アップのたびに1等を続出させたのだ。

 このとき「1等賞金増額のたびに1等が出る因縁の売場」との看板を 作ったのは,店主の吉田さん。「ジャンボ宝くじは250万枚に1枚の割合で 1等が出るはずなのに,当店はその5分の1も売らないうちに当選がでる」 と店主自身が不思議がる。

 
         
 この店がツイてる理由は,店の前を通る京葉道が,ツキを運んでいるからなのかもしれない。
 東小松川交差点は,北から千葉県船橋市の 「中山競馬場」「船橋オート」「船橋競馬場」などが, 南からは「江戸川競艇場」など,多くの公益競技場が合流する ”勝負師たちの交差点”となっている。


  風水では,道路は「水龍」と呼ばれ運気を運ぶ重要な役目がある。 公益競技場を往復する多くの勝負師たちが,この交差点に行き当たり, 曲がっていった。つまり,こうして吉田商店に「勝負運の気」が 落ちていったとも考えられる。

 実際,「江戸川競艇場」で勝ってきた人が,帰りがけにこの店により, 「その日の幸運をさらに生かしたい」といって, 宝くじを多数買っていったという。
       
1992年ごろの年末ジャンボ発売時の,吉田商店の伝説の行列。 2ブロック分の行列ができていたこともあったという。
 

 平成17年度「宝くじ高額当選者白書」によると,当選の秘訣として1位が運で2位が努力だという。

 ならば,勝負運を引き寄せる場所に建つ「吉田商店」のような売場で宝くじを買うことは,高額当選者への大きな一歩となることだろう。

 
(ムー  2008/6月号[No.331])
   
 (有)吉田商店